白い喪服 | 富士葬祭 STAFFのブログ

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皆さん、こんばんは。


今、芸能界では、早すぎる中村勘三郎さんのお別れ・告別式の

ニュースが、多くのメディアで流されていますね。


まだまだ、ご活躍できると思っておりましたのに、本当に残念で

なりません。


さて、その告別式で、勘三郎さんの奥様は、白い和装の喪服でしたが、

気づかれましたか?




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この白い喪服にも、諸説ありまして、


昔から喪服は「白」でした。


★ところが明治時代に欧米化に習い・天皇が黒の喪服を用いられたのが一つ  の転機とされています。

日本は当時まだ和服の文化でしたので戦前あたりまでは、ある程度多くの地域で白喪服(和服)が用いられ、今でも、地域的には、白い喪服が残っていることがあるということです。


★また、太平洋戦争では、大変な死者が出て、白い喪服では、汚れが目立つので、衣装屋が、黒にしたという説。




★また、、「二夫をまみえず。」 (他の男性とは結婚しません。)と言う意味も込められているということです。



★昭和一ケタ生まれの方位の旧家や、大地主の方は、わざわざ、葬儀のためだけに着る「白い喪服」
を嫁入り道具に持たせた。








さすがに、日本伝統歌舞伎の世界ですから、古来よりのゆかしき慣習を

良く、存じ上げていらっしゃいます。






中村勘三郎さんのご冥福をお祈りして、この記事を閉じさせて頂きます。